アジア市場活動レポート 2012年1月20日:テンセント(HKG:0700)がレベルアップに投資し、ブラジルとフィリピンのオンラインゲーム市場に参入
Sydney, 2012年1月20日, AEST (ABN Newswire) - 中国のインターネットサービスプロバイダー最大手であるテンセント・ホールディングス(Tencent Holdings Limited)(HKG:0700)は、レベルアップ(Level Up)の株式の49%を2,695万米ドルで取得する契約書に署名した。レベルアップは、ブラジル、フィリピンの大手ゲームソフト開発・運営企業だ。2011年11月30日現在、レベルアップの連結総資産は約3,230万米ドル、純資産は約1,900万米ドルである。レベルアップへの投資を通じて、ブラジルとフィリピンのオンラインゲーム部門において機会を見いだせるとテンセントは考えている。
アジアリソーシズホールディングス(Asia Resources Holdings Limited)(HKG:0899)は、同社がインドネシアに所有する鉄鉱石鉱山で2012年1月に試掘を開始したと発表した。まず未加工砂鉄5,000トンが発掘され、現在その処理が行われている。この試掘のほか、同グループはインドネシア内外の顧客をターゲットにこの砂鉄のマーケティングを開始する予定である。
エーザイ株式会社(TYO:4523)は、2012年1月27日に自己血糖測定器「ライフチェック」を発売する。「ライフチェック」は、高齢の糖尿病患者でも簡単に使えるよう設計されている。専用センサーは本体へ装着しやすく、血液を穿刺した指から点着させやすい設計となっている。しびれや震えを伴う糖尿病患者でも平易に使用できる。
日本光電工業株式会社(TYO:6849)は、医療機器の販売とアフターサービスを行う100%子会社をブラジルに設立すると発表した。この販売子会社は、南米の主要市場であるブラジルでの売上拡大、ブランドイメージの向上、そしてより密着した顧客サービスを目指す。2012年4月から営業を開始する。
株式会社NTTデータ(TYO:9613)は、日本の地方銀行向けに、中国銀聯とのATM提携を行う際に必要となるATMソフトから決済ネットワークまでのサポートサービスの提供を開始した。最初のユーザーとして京都銀行(TYO:8369)がこのNTTデータのサポートサービスを採用し、同行のATMで銀聯カードによる現金引出し、残高照会サービスを開始した。本サービスにより、中国人訪問者が日本での買い物をさらに快適に行えるようになる。
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